【A】金融業界において、「ブラックリスト」というリストが実際に存在し、出回っているわけではありません。
しかし、借金の返済が滞ったり、自己破産などの債務整理をしたりすると、信用情報機関(CIC・JICC・KSC)に登録されているご自身の個人信用情報にそのことが「事故情報」として登録されてしまいます。
この状況を俗に「ブラックリストに載ってしまった」という訳です。
金融機関や消費者金融業者は、借入申込みの審査をする際、申込者の個人信用情報を閲覧し、事故情報が無いかを確認します。
そのため、自己破産などにより事故情報が登録されてしまうと、審査を通過できず、新たな借入れをすることが困難になります。
もっとも、事故情報は永久的に残るわけではなく、5年~10年の期間を経過すると削除されるため、その後は再び借入れをすることができるようになります。